ナノシートが実現するマテリアルイノベーション
ディメンジョンフォー
ディメンジョンフォー
弊社は、名古屋大学 未来材料システム研究所 長田実 研究室が長年研究してきた無機ナノシートに関する研究成果の実用化を目的に設立されたベンチャー企業です。
新材料ナノシートは、厚さが1nmレベルの原子数個分の厚みの超薄膜で、高導電性、高誘電率、高耐圧性、絶縁性などのバルク材料では見られない優れた特性を発現します。弊社は、独自の液相プロセス技術により、ポスト・グラフェン材料と期待される無機ナノシートを、真空蒸着装置などの高額な成膜装置を使うことなく、既存技術に比べて圧倒的に低コスト、短時間で高品質の薄膜を製造する技術を確立しております。本ナノシート技術をベースに革新的な次世代電子デバイスの創造を目指していきます。
コア技術(CORE TECHNOLOGIES)
酸化物を中心に50種類以上の無機ナノシート・インクのライブラリを構築しています。また、伝導性、半導体性、絶縁性など各種酸化物に加え、 貴金属ナノシートを利用したインク技術を確立しております。
「単一液滴集積法」は、4インチ基板に高品質なナノシートを1分以内で製膜できる画期的な技術です。この独自の液相プロセスにより、室温、低コスト、短時間での製膜、1nm単位での膜構造を精密に制御した薄膜製造・コーティングが可能です。
自動ピペットロボットを開発し、ナノシート膜をワンクリックで高速で自動製膜することが可能となっています。単層、積層および複数の異なるナノシート積層することにより超格子の製膜も可能です。
主要事業(CORE BUSINESS)
50種類を超えるナノシートインクおよび各ナノシート毎のプロセス・ライブラリを構築しており、お客様の開発ニーズに応じて、ナノシートの製膜サービスを提供します。
多種多様なナノシート膜(単層膜、積層膜および超格子)を、全自動製膜システムで製造。製膜条件をDB化し、機械学習(AI)を組み合わせることで、超高速での試作開発、分析、評価を実現します。
次世代電子デバイスの製品化・開発を行います。製品化に向けてナノシート材料および積層構造の最適化を行うとともに、電子デバイスの社会実装に向けた量産用ナノシート製膜装置の開発を行います。
最新情報・研究成果(NEWS)
会社概要(COMPANY PROFILE)
会社名: 株式会社ディメンジョンフォー
設立年: 2023年10月
所在地: 愛知県名古屋市
創業者: 出川章理(代表取締役)
技術者: 20名
連絡先: info@dimension4.dev